クレジットカードの有効期限が近い!更新や引き落としの手続きについて

クレジットカードには有効期限があります。期限が近づいたら契約を更新して新しいカードを手に入れることで利用が継続できます。契約を更新する際に、基本的には手続きなどは不要ですが、新しいカードが届かないときや、公共料金などの引き落としにカード払いを利用しているときなどは、問い合わせや手続きが必要です。

管理人

私のカード、期限がもう少しだから気になってたんだよこれ。

天使

クレジットカードによっては期限が5年のものとかあるから、契約時の内容とか忘れちゃうよね。期限切れが近くなってきたらどうすれば良いのか分からなくなっちゃう人は多いだろうね。

クレジットカードには有効期限がある

クレジットカードには有効期限がある

クレジットカードには、有効期限というものがあります。多くの場合、カードの表面に「有効期限 MONTH / YEAR」と記載されています。

たとえば、有効期限が「01 / 20」というように表記されていれば、2020年の1月31日までそのカードが利用できることをあらわしています。

有効期限が過ぎると、そのカードは利用できなくなります。利用を続けるためには、契約を更新して、カード会社から新たな有効期限のカード手に入れる必要があります。

有効期限はカードの劣化やセキュリティの低下を防ぐとともに利用者を再審査するためのもの

クレジットカードに有効期限がある理由は、3つあります。1つはカードの老朽化を防ぐためです。長く利用して、磁気部分やICチップが劣化してカードの情報が読み取れなくなることを防ぐため、定期的に新しいカードにかえるというわけです。

2つ目の理由は、カードに施されたセキュリティをより強固にするためです。カード情報を盗む「スキミング」など、クレジットカードを利用した犯罪は、年々高度化しています。そのため、カードを更新するタイミングで、最新のセキュリティが施されたカードに交換し、情報を盗みにくくしています。

3つ目は悪質な利用者にカード利用を継続させないためという理由です。更新の際には、支払いの延滞がないかどうかを調べる途上与信という審査がおこなわれ、問題がある場合更新が拒否されます。この審査によって、支払い能力に疑問があるユーザーが無理にクレジットカードを利用することを防ぐことができます。

クレジットカードは基本的に手続きや手数料なしで更新できる

クレジットカードを更新するときは、とくに手続きをする必要はありません。有効期限の1ヶ月前後に、カード会社からカードが自動的に送られてきます。家族カードの場合も同じように新しいカードが送られてきます。

ただし、中には更新時期に書類が送られてきて、必要事項を記入して返送しないと更新できないカードもあります。また、基本的に手数料などはかかりませんが、ETC機能といった発行手数料のかかるオプションがついているカードの場合、更新手数料をとられることがあります。

管理人

家に届くなら期限のことを忘れていても大丈夫だな。

天使

いや、届かないケースもあるからやっぱり頭には入れておいた方が良いよ。詳しくは下を見てみると良いよ。

カードが届かないときは更新拒否の可能性も

カードが届かないときは更新拒否の可能性も

新しいクレジットカードが届かない場合、更新拒否の可能性があります。更新拒否は、更新前にカード会社がおこなう途上与信の審査に通らなかったという場合におこなわれます。

途上与信は、ローンなどのさまざまな金融情報を共有する信用情報会社に照会しておこなわれるので、更新の対象になるカードだけでなく、ほかの会社のクレジットカードや、金融機関から借り入れたローンの返済状況なども審査の対象になります。

そのため、更新したいカードについては、きちんと支払いをしていたとしても、ほかのカードやローンなどで延滞がある場合や、自己破産や債務整理といった金融事故の記録がのこっていると、更新拒否にあう可能性が高くなります。

関連記事:クレジットカードの審査をするなら知っておきたい金融事故の仕組み

また、年会費などが無料のクレジットカードの場合、カードをまったく利用しない顧客は、コストだけがかかり利益になりません。そのため、古いカードの利用実績がまったくない場合、更新拒否になることがあります。

更新拒否以外の可能性もあるので不在票の確認や問い合わせを

更新拒否以外にも、新しいカードが届かない場合があります。クレジットカードは、本人が確実に受け取る必要があるので、普通郵便ではなく、転送不要の簡易書留で送られてきます。そのため家にあまり居ない方は、受け取れていない可能性があります。

また、引っ越しなどで住所が変わった場合、カード会社に新しい住所を伝えておかないと、郵便局に転居届を提出していたとしても、古い住所に届いた時点でそのまま返送され、新しい住所に転送してもらえません。

ほかにも、更新手続きが必要なカードなのに手続きしていなかった場合や、たんに発送がおくれているだけということもあります。もし、新しいカードが届かない場合は、配達不在票がないか確認してから、カード会社に問い合わせてみましょう。

カードが届いたら署名して古いカードを破棄する

新しいカードが届いたら、カードの記載事項に間違いがないか、まず確認しましょう。基本的に新しいカードは、カード番号や名義人の情報は変わらず、有効期限と背面に記載された3桁のセキュリティコードだけが変更されます。ただしセキュリティコードは、カード会社によってはそのままの場合もあります。

確認が終わったら、忘れないうちに裏面にサインをしましょう。サインのないカードは、原則的に使うことができませんし、紛失や盗難にあってだれかに不正利用されたとしても、カード会社から補償されないことがあります。

新しいカードは、届いてからすぐ利用できますが、ほとんどの場合新しいカードを利用した時点で、有効期限前でも古いカードは使えなくなります。

古いカードを破棄するときは、そのまま捨てるとカード情報を他者に知られて悪用される可能性があるので、ハサミなどで細かく裁断して破棄しましょう。このとき、数字の部分が判別できないようにとくに細かく裁断し、黒い読み取り部分やICチップもしっかりと破壊して、複数のゴミ袋に分けて捨てるのがリスクを下げるコツです。

管理人

そこまでしなきゃいけないの?

天使

念には念をだよ。地域によっては、ゴミ収集業者が集めたごみ袋を開けて細かく仕分けしているところもあるくらいだからね。

洗い替えで自動的に固定費のカード払いを新しいカードに移行

洗い替えで自動的に固定費のカード払いを新しいカードに移行

水道やガス、電気、電話、インターネットの料金などといった、毎月かかる固定費の引き落としにクレジットカードを利用している場合、洗い替えというサービスによって、そのまま新しいカードの支払いに自動的に移行できます。

洗い替えとは、カードを更新したときなどに、自動カード払いで引き落としをしている支払い先に、カードが新しくなったことを自動的に通知してくれるサービスです。この洗い替えのおかげで、クレジットカードを更新してもわざわざ手続きや申告などをすることなく、新しいカードからそのまま引き落とされます。

洗い替えが適用できないサービスもあるので確認を

新たな支払い手続きしなくて済むので洗い替えは便利ですが、あくまでカード会社のサービスなので、すべての引き落とし先に適用されるわけではありません。引き落とし先によっては、洗い替えが適用されないこともあります。

もし自分がカード払いにしているサービスのなかに、洗い替えが適用されないものがあると、支払先の情報が更新されないので、引き落としできずに延滞してしまう可能性があります。すべての支払い先が洗い替えできているか不安な場合は、面倒でもすべての支払い先に確認をとり、洗い替えできない場合は、カードの変更手続きをしましょう。

最近では、インターネットからカードの変更手続きができるサービスも増えていますが、変更するために書類を郵送しなければいけない場合もあります。書類を郵送しなければいけないサービスは、変更が適用されるまで時間がかかるので、余裕を持って手続きしたほうがよいでしょう。

また洗い替えは、毎月支払いをしている支払い先以外には、適用されません。そのため、Amazonや楽天といったネットショッピングサイトに登録したカードは更新されないので、登録情報を自分で変更する必要があります。

カードを更新する前に必要事項を確認しておくと安心

カードを更新する前に必要事項を確認しておくと安心

クレジットカードの有効期限が近づいても、延滞などがなく、きちんとした利用実績があれば、手続きをしなくても自動的に新しいカードが届くので、不安になる必要はありません。ただし、引っ越して住所が変わっている場合などは、カード会社に知らせる必要があります。

また、クレジットカードを公共料金の引き落としに利用している場合、洗い替えによって自動的に新しいカードに変更されますが、カードによっては適用されないサービスもあります。

カードの更新で問題が起こらないようにするためには、更新する前にすべての支払い先に問い合わせしておくと安心です。

管理人

意外にこちら側でやることって少ないんだな。

天使

そうだね。特に延滞などがなく普通にカードを使っているのであれば、家に手紙が届くのを待っておけばいいと思うよ。