最近、スマートフォンを使って、さまざまなものを個人で売買できるフリマアプリの「メルカリ」が人気です。メルカリでは基本的に違法なもの以外はどんなものでも売買できますが、このところ現金の新札やチャージ済のSuicaなどが出品されているのが発見され、ネットニュースなどで話題になりました。
これらの商品は、クレジットカードのショッピング枠を現金化する目的で出品されていました。現在では、このような商品は、メルカリの運営サイドによって削除され、規約違反として出品が禁止されるようになりましたが、こういったフリマサイトやアプリによる現金化は、今なおいろいろな方法で続いています。
しかし、このような方法で現金化すると詐欺にあう危険が高くなります。安全にクレジットカードの現金化をおこなうには、専門業者の利用をオススメします。
メルカリで現金を売るって発想が凄いな。
だよね。話題になったのは今年に入ってからだけど、今までも水面下では取引されていたんだと思うよ。結局、需要があるってことなんだよね。
でもメルカリって発送までに何日かかかるよな?現金化業者だと即日入金が多いし、業者の方が良くないか?
その点は、現金化業者の存在自体があまり認知されていないからなのかなと思うよ。一方メルカリを使っている人ってものすごい多いからね。メルカリ利用者からするとメルカリ内で現金化できる方が気楽なのかもしれないね。
目次
メルカリの紙幣出品はクレジットカード現金化に利用されている?
2013年にサービスがはじまったメルカリは、フリマ(フリーマーケット)のように自分で商品の値段をつけて販売できるスマホ用のフリマアプリです。売りたいものをスマホで撮影して、特徴や希望額を入力するだけで出品できる手軽さが受け、若者や主婦層を中心に多くのユーザーが利用しています。
これらの紙幣がなぜ売れているかというと、クレジットカード現金化に利用されているという説が有力です。クレジットカードでメルカリに出品された紙幣を購入することで、ショッピング枠を実質的に換金しているというわけです。
現行紙幣の出品は、マネー・ロンダリングになるということですぐにメルカリの運営サイドによって禁止される事態になりました。しかし紙幣の出品が禁止された後も、数万円がチャージされたSuicaやパチンコの特殊景品など現金化しやすい商品が出品されましたが、これらもメルカリ運営サイドによって出品禁止の措置が執られるなど、現在でもイタチごっこが続いています。
マネー・ロンダリングって何だ?
ちょっと物騒な話になるけど、麻薬の売買や詐欺などで得たいわゆる汚れたお金を綺麗なお金に換えることだよ。メルカリで言うと、汚れたお金を出品して第三者の綺麗なお金と交換しているイメージかな。「資金洗浄」とも言うよ。
手軽にできるフリマサイトの現金化が人気に
メルカリの取引がクレジトカード現金化に利用される理由は、質屋などを利用する昔ながらの方法で現金化をおこなうのが難しくなっているからです。
基本的に、自分で現金化する場合、実際に換金率の高い商品を見つけて換金するには手間がかかります。商品をクレジットカードで買って質屋などに持っていくだけでも手間ですが、買い取り額が安い商品を買ってしまえば、手元に残る金額が減って損をするので、換金率の高い商品を探さなければいけません。
そのうえ、自分でおこなう現金化は、カード会社に知られる可能性があります。ショッピング枠の現金化は、違法ではありませんが、ほとんどすべてのクレジットカード会社では規約違反の扱いになっています。規約違反が知られると、クレジットカードを利用停止にされたり、会員資格を剥奪されたりする可能性があります。
とくに、質屋などで高く買い取りしてくれる新幹線の回数券や、商品券などの金券をクレジットカードで購入する取引は、現金化に利用されやすいという理由で、カード会社によって常に監視されています。そのため何度もクレジットカードで金券を購入していると、現金化を疑われてカードが止められるケースが頻発しており、個人では、高換金率で現金化するのが難しくなっています。
それに対して、メルカリなどを利用した現金化は、ネットショッピングのように換金できる商品を購入するだけなので手軽ですし、クレジットカードでフリマの商品を購入しただけなのでカード会社から不審に思われる可能性がほとんどありません。そのため手軽な現金化の手段として利用されているのが現状です。
フリマサイトとは違いますが、一時期話題になってたのがCASH(キャッシュ)というサービスですね。
商品の写真を送るだけで査定してくれて、更に商品発送をする前に口座に現金が振り込まれるという斬新なサービスです。このようなサービスは現金化に大きな影響を与えると思います。
フリマサイトでの現金化は詐欺などの危険性がある
フリマサイトを利用した現金化は、質屋などで現金化するのに比べて、カード会社に知られずに現金化できるメリットがありますが、危険もあります。
とくに大きな危険として挙げられるのは、詐欺にあう可能性です。たとえば現在のメルカリでは、現行紙幣の取引が禁止されたことで、隠語などを使って隠れた取引がおこなわれています。そのなかには、現金化したい方をターゲットにした隠語詐欺と呼ばれる詐欺師が多数暗躍しています。
この行為自体、メルカリでは、クレジットカード現金化を目的とした取引を禁止しているわけですから、出品者が嘘をついていることにはならず、錯覚して商品を購入した人の落ち度ということになります。
そのため、メルカリの規約で禁止されている取引をしようとしたわけですから、訴えることもできません。また警察沙汰にすれば、現金化のことをカード会社に知られる可能性も出てくるので、このような詐欺にあった場合、泣き寝入りするしかありません。
卑劣な手口だな。
お金がない人の弱みに付け入る詐欺者なんて最悪だよね。足元を見ているというか。リスクを考えない購入者も悪いと思うけど、流石にこれには同情するよ。
優良なクレジットカード現金化業者なら安心して取引できる
実際にクレジットカード現金化を利用したいときは、フリマサイトで取引するより、専門の業者を利用する方法がおすすめです。業者のなかには、何年も営業しているところもあり、そういった優良業者で取引すれば詐欺にあうことなく安心してクレジットカード現金化サービスを受けられます。
また、業者の多くは、クレジットカードの決済を代わりにおこなう決済代行会社を通してクレジットカードの決済をしています。決済代行会社を通すと、カード会社が業者との取引を認識しにくくなるので、クレジットカード現金化をしたという規約違反を知られるリスクがかなり低くなります。
このように、優良な業者を選べば、質屋やフリマサイトを利用しなくても安全でリスクの少ないクレジットカード現金化が可能です。優良な業者を選ぶときには、事前にネットの口コミなどを調べ、安定した実績があり、評判のいい業者を探しましょう。
専門業者ならではの換金率や充実したサービスも魅力
換金率が高いことも、クレジットカード現金化業者を利用するメリットです。フリマサイトでの取引では、販売手数料がかかることが多く、商品を発送するための送料も必要です。そのため高い換金率で現金などを出品すると、手数料や送料がかかり利益を得るどころか損をしてしまいます。実際に、現行紙幣の取引が禁止される前にメルカリでおこなわれていた現金化は低い換金率のものがほとんどでした。
それに対してクレジットカード現金化業者は、80%以上の高い換金率を設定しているところが多く、しかも自分で金額を指定してクレジットカード現金化することができます。また、申し込み後30分以内に入金してくれる場合や、24時間年中無休で対応してくれるなどサービスが充実している専門業者もあり、非常に便利です。
危険性のあるフリマではなくクレジットカード現金化業者を利用しよう
フリマアプリやフリマサイトに出品された現金などを利用したクレジットカード現金化は、カード決済するだけで手軽にショッピング枠を現金にできるので、一見便利なように見えます。しかし、現在メルカリでは、クレジットカード現金化目的の出品は禁止され、表だって利用できなくなり、現金化は地下に潜ってしまっています。その地下に潜って行われているクレジットカード現金化では、隠語詐欺などに引っかかる危険性が高いので、おすすめできません。
もし、クレジットカード現金化がしたいなら、優良な専門業者を利用しましょう。実績があり評判のいい業者なら、詐欺にあう可能性や現金化をおこなったことをカード会社に知られるリスクが低く、安心して取引できます。専門業者なら、高い換金率で取引できる上、充実したサービスが受けられるのでおすすめです。
メルカリが仲介しているとはいえ、一般人相手にクレジットカード現金化の取引をするのは不安だよな。
そうだよね。商品ならともかく現金の取引なんて恐いよ。先述した詐欺の危険性だってあるしね。