Tポイントカードのポイントを現金化する方法について

TSUTAYAだけでなく提携店舗やオンラインショッピングで貯まるTポイントカードのポイントは、1ポイント1円換算で加盟店にて使用可能です。現金やクレジットカードで支払った際にはTポイントが貯まりますが、Tポイントで支払った分については、ポイントの2重取りとならないようにポイント付与はされません。

欲しいと思った商品について、ポイント換金率が高ければ現金またはクレジットカードで払うことになるので、結果的にポイントばかりが貯まってしまうことになりかねません。

Pontaカードの現金化についてはこちらをご覧ください。

Tポイントカードのポイントをなぜ現金化するのか

Tポイントカードのポイントをなぜ現金化するのか

Tポイントを使う手段として現金にすれば、制限無く利用できるので使い道に悩むことがなくなります。問題となるのは、そのままポイントを使った方が手数料が掛からずにお得ではないかという点です。それでもなお、Tポイントを現金化する理由があります。

Tポイントを使える場所は限られている

Tポイントカードを利用出来る場所は、コンビニエンスストアにまで拡大されていますが、宣伝を行っている商品は高ポイントが付与されているケースが多いです。保有しているTポイントで購入すると更にポイントが付くことは無いので、現金購入がお得となります。

また、Tポイントが使えるお店は、飲食店やコンビニエンスストアなど実店舗では激安店が少ないので、商品を安く購入することを考えると、Tポイントを15%前後目減りしても現金化して使った方が、安くなるケースが少なくありません。

Tポイントを貯めるお店と使うお店のバランスが必ずしも良いとは言えない状況が生まれており、結果的にTポイントの現金化を行なった方がお得となるわけです。

嗜好を把握されたくないと考える人もいる

Tポイントカード番号をYahoo!JAPAN IDに紐付けている人ならば、関連付けにより個人を特定しないまでも嗜好情報をデータ交換して案内に活用出来る特約が結ばれていることに気が付くでしょう。

情報連携により「独自に分類した興味関心/趣味嗜好の傾向データ等」を会社間で共有する結果となるので、Yahoo!JAPAN IDにログインした時に表示される案内広告についても、嗜好性を反映されたものが表示されては困る商品を購入出来ません。

Tポイントカードで購入する商品だけでなく、Tポイントを使った履歴についても嗜好性情報が以後の商品案内に響きます。自分の嗜好を把握されたくない商品を購入する際には、Tポイントを現金化してTポイントと無関係な場所で購入するしかありません。

TポイントはYahoo!JAPAN IDとジャパンネット銀行口座で公式に現金化出来る

TポイントはYahoo!JAPAN IDとジャパンネット銀行口座で公式に現金化出来る

Tポイントは、発行元の事業者で直接現金化出来るわけではなく、提携関係にあるYahoo!JAPANとジャパンネット銀行の組み合わせにより、特典として現金化する仕組みが公式に整っています。

1000ポイント以上で100ポイント単位ならば、100ポイント85円の交換レートで現金化出来るわけですが、事実上15%の手数料が掛かると思えば良いでしょう。

家族が欲しい物を家族から現金で受け取り、代わりにTポイントで購入すれば現金化率100%ですが、手間を考えた時に15%程度ならば許せると納得出来れば利用しようと判断するはずです。

Yahoo!JAPAN公式サイトには「Tポイント交換(現金)申し込みに関する注意事項」が記載されているので、申込み条件を満たしていることを確認しなければなりません。

Yahoo!JAPAN IDとTポイントカード番号の連携が必要です

Yahoo!JAPAN IDは単独で持つことが出来るので、少なくともTポイントカード番号が紐付けられて情報連携されている必要があります。

Yahoo!JAPAN IDでログインして、ポイント通帳へ貯まっているポイントを確認し、交換可能ポイントが1000ポイント以上あることを確認しなければなりません。T会員規約およびポイントサービス利用規約に対して過去に同意していれば、現金化を行なうための手続きに進めます。

以前、規約に同意せずに飛ばしたり戻った場合には、現金化申請をする前に利用規約を十分に確認した上で、同意しておく必要があります。Yahoo!JAPAN IDとTポイントカードが紐付けられていて、利用規約に同意した場合のみ現金化サービスを利用可能です。

ジャパンネット銀行口座をYahoo!ウォレットに登録する

ポイント通帳に1000ポイント以上貯まっているYahoo!JAPAN IDでログインし、Yahoo!ウォレット受取口座情報という項目に本人名義のジャパンネット銀行口座を登録します。

一度登録していれば、既に認証済み口座として登録されているので、再度Yahoo!ウォレットへ銀行口座を登録する必要はありません。

注意しなければならないのは、Yahoo!ウォレットにはジャパンネット銀行以外の銀行口座も登録出来てしまうので、他の銀行口座が登録されていた場合にはTポイントの現金化が出来ない点です。

ジャパンネット銀行の口座を持っていなければ、先に口座開設をしておかなければなりません。条件を厳しくすることで、現金化サービスをスムーズに実現出来ています。

サービスの組み合わせで現金化率を上げてみよう

サービスの組み合わせで現金化率を上げてみよう

Tポイントカードで貯めたポイントは、Yahoo!JAPAN IDとの連携とジャパンネット銀行口座を持っていれば、実質的に15%の手数料を払い公式に現金化出来ます。

手間をかけずに現金化するならば、15%目減りすることをやむを得ないと考えることも出来ますが、手間をかければ更に現金化率を上げることは可能です。直接現金化する方法は他に無く、あくまでも換金可能な商品または金券に一度ポイントを交換してから、換金するという手間がかかります。

現金化までに2回以上交換作業が入るので、その間にポイントが目減りしないように注意すれば、現金化率90%を超えることも可能となるでしょう。在宅のままオンラインのみで現金化すると、現金化率は下がりますが、一歩外に出て手間をかければ現金化率が上がるでしょう。

一度商品券に交換する

Tポイントカードのユーザーは、Yahoo!JAPAN IDとの紐付けを行っている人が多いので、Yahoo!ショツピングまたはYahoo!オークション経由で換金性が高い商品券を購入します。

額面よりもやや高めに出品されていることが多く、送料が200円程度かかることを考えると、ある程度まとまった額を購入すれば送料が割安に考えられるでしょう。

商品券や金券には、紙のタイプとギフト番号のタイプが存在しているので、紙のタイプを選ぶ際には折り目が無いJCBギフトカードといった金券ショップでの換金率が高いタイプを選ぶと良いでしょう。

同じ額面であっても、商品券の種類により販売価格が異なるので、額面との差額を実質的な手数料と考えて何%か計算しておくことが望ましいです。

届いた商品券を金券ショップへ持ち込む

購入時にTポイントのみで全額支払い出来る場所を選べば、送料も含めた金額を一気にポイントで支払えます。届いた商品券は、中身を確認して問題なければ事前に調べておいた金券ショップへ持ち込むことで、現金化が成功します。

JCBの商品券であれば、額面の98%買取を実施している店舗もあるので、取引を行なう金券ショップへ事前に換金率を確認してから向かうと無駄足となりません。1万円以上の買取には、古物営業法に基づき身分証明書の提示と住所連絡先の記入が必要となります。

商品券に交換する時の手数料と商品券を金券ショップに持ち込む時の目減り分を合計して15%を下回れば、公式な現金化手法よりも換金率を引き上げることに成功したことになるでしょう。

amazonギフトならばオンライン買取業者で現金化出来る

在宅したままで現金化する方法として、amazonギフトを利用する方法があります。amazonギフトならば、電子商品券という扱いとなるので、ギフトコードのやり取りとなるために送料が不要です。

※Amazonギフト券買取の詳しい説明はこちら

amazonギフト購入時の実質的な手数料と、amazonギフト買取専門業者が提示する換金率の合計が15%を超えなければ、公式のジャパンネット銀行を使った現金化よりお得になるわけです。

では、amazonギフトを使った現金化で、15%以上の手数料が実質的に掛かってしまうと全くメリットが無いのかといえば、1点だけ公式の現金化サービスよりも優れた点があります。

現金化を行なうまでのスピートが、最短1時間で済むので、Yahoo!JAPAN IDとジャパンネット銀行を使った公式の現金化サービスが2週間かかることを考えると、時間的なメリットが大きいわけです。

換金率と現金化までの時間に加えて、手間がどのくらいかかるかといった点の合計3点を比較した上で、自身にとって都合が良い現金化方法を選ぶと良いでしょう。